栃木県(日光・鬼怒川・宇都宮)part1


どうも、こんばんは。
突然ですが栃木県民の皆様、今まで舐めていてすいませんっっしたぁ!!!!



栃木県めっちゃ良かった!!!!まじで最高だった!!!!!!風景も、人も、食べ物も!!!!!!


と、いうことで。この2日間を情熱大陸風に振り返ってみましょう。(無駄に長いです。)



2014年10月12日午前0時、れいちゃまは友達と待ち合わせた。ここから彼らの旅が始まる。さすがに夜中という事もあり高速は空いていた。長距離ドライブという事で運転手であるれいちゃまの手にも力が入る。3時間程運転すると“佐野パーキングエリア”が見えた。


「ここの佐野ラーメンが上手いんすよ。」


そう彼は言った。ちなみに佐野ラーメンとは深いコクがありスープを全て飲み干せるほど美味しい醤油ラーメンである。参考画像はこちら。f:id:reichama22:20141013182351j:plain




佐野ラーメンを食べた彼らは仮眠を取ることにした。尚彼ら二人とも車内泊は初めてである。母親から譲ってもらったワゴンRのシートを倒し後ろの席と連結させ栃木県に夢を見る男二人は狭い車内で横になった。




2014年10月12日午前8時彼らは目を覚ました。


「まじでさぁ、もう帰らね?」


おや。どうしたのであろうか。栃木県に夢を見て寝たはずの彼らのテンションがイマイチ低い。


「寝たのに体が痛い。なんだよワゴンRって。なんだよスズキって。ふざけんなよ。」


車内泊で満足に睡眠が取れなかったので怒っているらしい。八つ当たりされたスズキもワゴンRもこれでは可哀想だ。ただ私から言わせてもらうと車内泊は本当に辞めた方がいい。寝た気がしない。空気が悪い。


「まぁここまで来たし、とりあえず小田代ヶ原いくか。」


そう言い彼らは車を走らせた。霧はまだまだ出ているが走りだすにつれ彼らのテンションも上がってきた。小田代ヶ原に向かっている途中、中禅寺湖が見えた。


「湖!!!めっっちゃ綺麗!!!」


まるで少女の様にはしゃぐ彼ら。しかし、この風景を目にすれば誰だって少女の様になるはずだ。f:id:reichama22:20141013183606j:plain


「ここで朝ごはんを食べよう!!」


良い提案である。綺麗な湖を眺めながら取る朝食はまさに贅沢そのもの。ちなみに彼はピザ・トーストとコーヒーのセットを頼んだ。

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中禅寺湖を眺め朝食を済ませた彼ら。もう車内泊の苛立ちを忘れている。


「この先に戦場ヶ原があるんだ!行こう!」


アクセルを踏む足にも力が入る。渋滞もなくスムーズに戦場ヶ原へ。車を降りまず深呼吸。都内の汚染された空気とは比べものにならない。深呼吸を何度か繰り返すだけで頭の中まで浄化された気分になった。小田代ヶ原で歩こうと決めていたので戦場ヶ原では写真を撮っただけ。ただ“ゆばアイス”は最高に美味しかった。


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戦場ヶ原を少し過ぎるとまたも湖が見える。

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寄り道ばかりで中々小田代ヶ原につかない。ただこれも旅も醍醐味である。普段は効率と結果に追われ「無駄=悪」とされているおかしな観念を捨てられるいい機会である。ちなみに小田代ヶ原へは一般の車では行けない。赤沼車庫(他にもバス停が3つほどある)から小田代ヶ原への低公害バスに乗らなければならない。


「ギリギリ、セーフ!」


低公害バスは約30分おきに1本運行している。彼らは戦場ヶ原を出発した後、実は道に迷ってしまった。しかし持ち前の運の良さと愛嬌の良さで地元の方に道を教えてもらえ時間ぴったりに駐車場についたのである。赤沼車庫から小田代ヶ原までは約10分。バスを降りてからの景色は絶景だった。


「ここは……日本なのか……?」


彼らがそう絶句するのも納得出来る。

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そして小田代ヶ原は歩道が作られており一周することが出来る。ちなみに道はこちら。まるでトトロがひょこっと顔を出してきそうな雰囲気である。


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「お腹……空いた……」


佐野ラーメンとゆばアイスしか食べてない彼のお腹は極限まで空いていた。中禅寺湖まで戻りお食事処に行くこととする。


「僕は、僕は、栃木名物ごってり御膳が食べたいんです……ごってり御膳が……」


いくら泣いても品切れな物は仕方がない。仕方なしにカツとじ御膳を頼むれいちゃま。


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とても美味しかった。この後日光東照宮を目指すも物凄く渋滞していて16時に到着。日光東照宮は17時までしか開門していないので急いで回ることに。写真を撮る暇もなく人がごった返していて疲労ばかりが溜まる。


「やっぱ疲れたら温泉だよな!!!」


日光東照宮から車で約10分の距離にひっそりと佇む源泉掛け流しの温泉“日光小倉山温泉 春曉庭ゆりん”まだオープンしてから10年近くしか経っていないため綺麗。そしてシャンプーの数が物凄く多い。そしてもちろん露天風呂は肉体的にも精神的にも癒される。


「なぁ。俺、あの温泉入ってからいい匂いするんだ。やばい。自分の腕の匂い嗅いでたらムラムラしてきた。やばい。この匂いやばい。はぁん……。」



冗談抜きに本当にいい匂いがした。この温泉は本当にお勧めだ。女の子と行ったならばお店を出た瞬間抱きしめたくなるくらいにいい匂いが体がする。お風呂を出たあとはやはり、食事。日光に行く前からシコシコとパソコンで調べていたれいちゃま。


「ここのオムライス、最高らしいぜ?」


そう彼が指差したのは“西洋料理 明治の館”である。日光東照宮の隣にそびえ立つ館。それが明治の館。店内は白を基調としきらびやかな装飾が施されている。もちろん女性のウエイトレスはメイド服だ。といっても現代の秋葉原にあるような小汚いメイド服なんかではない。高級感漂う本物のメイド服だ。


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容量重過ぎて落ちるので分割します。